模倣のススメ【人生観】

模倣のススメ【人生観】

失敗から学ぶ。他者の成功から学ぶ。
何かの上達のために『頑張る』ならば、この2つを頑張ると、上達の進みが早いと思っています。

さて、今回のテーマは後者の話。他者の成功から学ぶ、『模倣』についてです。

ゲームで上手くなるため、モテるため、営業でより売り上げを伸ばすため、などなど。
手っ取り早いのは、上手い人やモテている人、売れている営業マンのやり方を『真似する』ことです。

先人に学ぶ。成功している方法を盗む。
全く悪いことではありません。すでにあるルートをなぞり歩むわけですから、効率が良い。
自己開拓で道を切り開こうとすると、手間も労力もかかります。

『まだ誰も通ったことのない道を歩みたい』
そういうチャレンジングな精神は理解できますしカッコいいと思います。
ただ、既存の成功ルートすら理解していない人が新しい道を開拓できるとは思いません。

まずは既存でいい、『成功』を理解する。
一定の成功という場所まで上がってきた者だからこそ、新たな道(新たな成功の手順)
が見えてくる。
そういうものではないでしょうか。

繰り返しますが、模倣で得られるものとしては、成果のほかに『成功の思考』が身につくという点が重要です。
成功例を模倣することで、成功の思考に触れる。上手くいく思考に慣れる。

模倣によって成果だけでなく、意識も高められる。
だから上達が早い。ぼくはこう考えています。

以下は『結果が出る流れ』について。上記文章を補足する内容になっています。

何かしらの結果が生まれるには、
欲求⇒判断・行動⇒結果
こういった手順を踏みます。つまり判断、行動が良くないと、良い結果が出ないわけです。

具体例を挙げた方が分かりやすいですね。
今月10本の契約を達成したい(欲求)→とにかく多くのお客さんにアプローチしよう、いっぱい会おう(判断)→時間を多く使いアポイントを増やす(行動)→契約数5件(結果)
この例は失敗例。このように判断とやり方(行動)が良くないために結果が出ないケースは、往々にしてあります。

ここで、この目標(欲求)を達成している別の営業マンがいたとします。
今月10本の契約を達成したい(欲求)→自己開拓だけでは達成できないだろうから紹介をもらおう(判断)→紹介をもらうための営業をして、紹介をもらおう(行動)→契約数10件(結果)

判断、そして判断に伴う行動が変わるだけで、結果は大きく違ってきます。
そして、先ほど話した
「欲求⇒判断・行動⇒結果」の判断と行動を、『自分自身で』修正することは中々に難しい。
当人は望んでいる結果が出ると思って行動しているわけですからね。
結果が出ない思考を、即座に結果が出る思考に変えることはまぁできません。

ここまで読んでいただいた方は察していただけましたでしょうか。
そう、ここで『模倣』の出番というわけです。

何かしらで上手くいかないのは、そもそもの意識や判断が間違っている、または足りない場合が多く、またそれらを自分自身で改善するのは非常に難しい。であれば、正しいであろう意識や判断を取り入れ、矯正していく。

真似することが恥ずかしいのか、良い結果が残せないことが恥ずかしいのか。
ぼくは後者が恥だと考えていました。あなたがもし前者を恥と捉えているのであれば、その考えを今ここで捨てていただくことをオススメします。
ピカソやゴッホも模倣が上手い芸術家で、後に独創性を開花させていきました。

では最後に、世界最大の小売業者「ウォルマート」の創業者であるサム・ウォルトンの言葉を。
『他社から学ぶことこそ成功への近道。私がやったことの大半は、他人の模倣である』

何か良いものがありそれを取り入れる貪欲さは、あっていいことだと思います。